私の視点で感じたデザインの良いもの、造りの良いもの、ストーリーのあるプロダクト、魅力ある人物等を新旧、国籍問わず書き連ねてます。
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本名はMarcello Vincenzo Domenico Mastroianni。
20世紀のイタリアを代表する映画俳優。
家具職人の息子として生まれ、建築学を学ぶが、戦争勃発と同時に軍隊に入隊。
ドイツの収容所から脱走して、戦後はローマの夜間大学で建築学を学ぶ。
が、やがて演技に興味を持ちセミ・プロとして劇団に参加。
活動を続け、彼の噂を聞いたルキノ・ヴィスコンティ監督に認められローマの舞台に立つ。
以後は映画にも出演し59年、フェデリコ・フェリーニ監督の「甘い生活」で一躍脚光を浴びる。
以降は現在まで実に多くの作品に出演。70年「ジェラシー」、87年「黒い瞳」でカンヌ映画祭男優賞を受賞。
『甘い生活』の新聞記者役に代表されるような、典型的な「イタリア人プレイボーイ」的な役を演じさせたら右に出るものはいないと言われたものの、二枚目ながら三枚目的な雰囲気を漂わせた、人間味溢れる演技が光る性格俳優としても評価が高い。
1996年 膵臓癌でこの世を去った。