私の視点で感じたデザインの良いもの、造りの良いもの、ストーリーのあるプロダクト、魅力ある人物等を新旧、国籍問わず書き連ねてます。
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グローブ・トロッターの歴史は1897年、デビッド・ネルキン(David Nelkin)がドイツにて創業したことに始まる。
1901年、イギリスのロンドンに拠点を移す。象がトラベルケースの上に載っているイラストが有名で、ケースの頑丈さを的確に表現した。
チャーチル元首相、エリザベス女王、エベレスト登頂に世界で初めて成功したエドモンド・ヒラリーなどイギリスのアイコンとも呼べる人物が愛用した。
ちなみに…グローブトロッター(globetrotter)とは、「いつも世界を飛び歩いている人」という意味。
グローブ・トロッターのトラベルケースは、今も1897年の創業当時とほとんど変わることのない手法でハンドメイドされています。
ロンドンから少しばかり離れた小さな町ブロックスボーンでは、職人が長年の経験で培った技術を駆使し、ヴィクトリア朝時代から使われている古い機械で、今も一つ一つ丁寧に作り続けているのです。
グローブ・トロッターのトラベルケースは、1850年代にイギリスで発明された「ヴァルカン・ファイバー」という、特殊紙を何層にも重ねてコーティングした素材で作られています。
グローブ・トロッターのアイコンでもあるレザーコーナーは、月曜日から金曜日までに5日間をかけて形成されます。
頑にハンドメイドにこだわるのは、100年以上前に作られたものにプライドがあるから。
そして、未来の使い手たちに愛着をもっていただきたいから。
そのために、一つ一つ、熟練した職人達が昔ながらの製法で、まじめに、ゆっくりと、トラベルケースを作りあげてゆきます。